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山陽新幹線2/19から新ATCの使用開始 乗り心地向上と時間短縮

山陽新幹線(新大阪~博多駅間(博多南線含む))の新ATC導入工事が完了し、2月19日(日曜日)の始発列車より、運用が開始される。山陽新幹線の新ATC使用開始により、東海道・山陽・九州の全線が同じ制御方式による運転となる。
ATC(自動列車制御装置)とは、「Automatic Train Control」の略であり、先行列車との間隔および進路の条件に応じて、車内に列車の許容運転速度を示す信号を現示し、その信号の現示に従って、列車の速度を自動的に低下する機能を持った装置のこと。
現在のATCは、停止位置に対して段階的にブレーキ制御を行い、列車を減速させているが、新ATCでは、停止位置に対して一段でブレーキ制御を行うことができるため、滑らかな減速が可能となる。つまり乗り心地が向上する。
また、所要時間の短縮にもつながり、2017年3月4日ダイヤ改正より具体的に以下のような効果が生じる。
【新ATC導入とダイヤの見直しを加味した効果】
・のぞみ111号、113号(東京発 広島行き) 新大阪~広島間 6分短縮
・こだま747号(岡山発 博多行き) 岡山~博多間 38分短縮

 新ATC(自動列車制御装置)

関連:JR西日本 2月定例社長会見「鉄道労災・営業概況・地震対策・新ATC」など

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