武生駅・鯖江駅・加賀温泉駅・金沢駅、ホーム上のベンチの向きを変更
JR西日本は、北陸線の武生駅、鯖江駅、加賀温泉駅および金沢駅の、ホーム上のベンチの向きを、「線路と平行」から「線路と垂直」に変更する。
酔客の行動特性として、線路に向かって真っすぐ歩き出しそのまま転落する場合が多いため。ホームにおける鉄道人身障害事故は全国的に増加傾向にあり、その原因をみると約6割が酔客によるものとのこと。
首都圏の混雑駅を日常的に利用する立場からすると、この向きではベンチが邪魔になるようにも感じるし、ホームに転落するほど飲む行動が大人げないようにも思う。しかし、他の人を巻き込むリスクもあるので駅のホームにおける安全性向上に貢献するだろう。
武生駅では1月28日(土曜日)、鯖江駅では1月27日(金曜日)、加賀温泉駅では1月30日(月曜日)、金沢駅(在来線)では1月25日(水曜日)・1月26日(木曜日)に変更される。
敦賀駅、福井駅および小松駅では昨年度(2015年度)にホームベンチ垂直化の工事が完了している。