JR西日本など、陸上養殖した高付加価値「カキ」の共同市場調査を開始
2017/09/10
西日本旅客鉄道(JR西日本)、ファームスズキおよびオペレーションファクトリーは、地域活性化につながる地下海水を使った新たな養殖事業の実現に向け、陸上養殖した高付加価値「カキ」の共同市場調査を開始する。
JR西日本グループは、「JR西日本グループ中期経営計画2017」において掲げた「地域共生企業」となるべく、西日本の新たな地域産品の開発に取り組んでいる。現在、鳥取県で地下海水を使って陸上養殖した高付加価値マサバ「お嬢サバ」に取り組んでおり、今回はその取り組みに続くもの。
ファームスズキは、自然豊かな広島県大崎上島で、国内では珍しい塩田跡の養殖池を活用して広島県発の新たなブランドとなるカキの養殖に取り組んでいる。
オペレーションファクトリーは、世の中に必要とされる飲食事業を通して地域社会へ貢献することをめざし多業態の飲食事業を手掛けており、オイスターバー「wharf(ワーフ)」を国内外で運営している。
◆共同市場調査の内容
(1)オペレーションファクトリーが運営するオイスターバー「wharf」梅田店と新宿店で、12月中旬(予定)から数量限定で販売。
(2)本市場調査を機に、地域発のブランドのカキとなることをめざして高付加価値「カキ」に「オイスターぼんぼん」と名付け、ブランド育成を行う。