列車が神戸駅のポイントを時速25キロオーバーで通過(11/10)
2017/09/10
2016年11月10日(木曜日)JR神戸線 神戸駅において、快速列車運転士が分岐器(ポイント)の制限速度を超えて運転していたことが判明した。
該当列車は、上り快速列車 姫路駅(6時55分)発 大阪駅(8時41分)着 12両編成。乗客数は約1,200人だった。
11月10日(木曜日)8時54分ごろ、大阪総合指令所指令員は(当該列車に乗務していた)車掌が所属する職場から、「神戸駅発車後に列車が揺れた」との連絡を受けた。調査したところ、当該列車の運転士が、神戸駅1番のりばから発車する際、2番のりばから発車したものと思い込み運転を行ったことが判明した。1番のりばから発車する場合には、時速35キロメートルのポイント制限がありる。当該列車は時速35キロメートルのポイント制限に対して、先頭車両は時速約35キロメートルで進入していたが、最後部車両が時速約60キロメートルで通過していた。
運転士に対し、制限速度に対する指導を、再徹底するとのこと。
秒にもこだわるサービス追求も大事だが、ミスは再発する。2番線発車時も1番線と同じ区間、同じ制限をかけたほうが確実なのではないだろうか。勘違いして25キロオーバーで通過しても揺れが激しくなるだけで、脱線・故障等のリスクがないのであれば都度口頭注意程度の現実対応で良いと思うが。