東急 田園都市線および大井町線の朝ラッシュ時の混雑緩和施策を実施
東京急行電鉄は、田園都市線および大井町線において、「都心方面への輸送力を増強」し、あわせて4月3日(月)から、「移動手段を選ぶ」、「働く場所を選ぶ」、そして「乗車時間を選ぶ」の3つの施策を実施することで、朝ラッシュ時の混雑緩和に取り組みむ。
◇「都心方面の輸送力増強」
4月21日(金)の田園都市線ダイヤ改正で、朝ラッシュピーク前である渋谷着5時台および6時台に急行列車を合計2本増発し、オフピーク通勤・通学の推進を図る。さらに、大井町線では急行停車駅のホーム延伸工事を進めており、2017年度下期から急行列車を7両編成(現行は6両編成)にする。これにより、大井町線は混雑が緩和され、より利用しやすくなる。
○田園都市線の朝ラッシュピーク前の増発
○大井町線の輸送力増強
◇「移動手段を選ぶ」
朝時間帯に実施している「バスも!キャンペーン」をリニューアルし、4月3日(月)以降も実施する。このキャンペーンは、田園都市線の池尻大橋~渋谷間を含む電車定期券を持っている利用客が対象で、国道246号を運行する渋谷駅行きの東急バスに、追加料金なしで乗車できるもの。国道246号沿いに勤務地がある利用客などはバス利用によって、職場のより近くで下車できるようになり、通勤の利便性が一層向上する。
○田園都市線「バスも!キャンペーン」の継続実施
◇「働く場所を選ぶ」
東京急行電鉄が展開する会員制サテライトオフィス「NewWork」直営店6店舗で、朝時間帯利用を無料にするキャンペーンを4月3日(月)から新たに実施する。契約企業を対象に、朝はシェアオフィスで働いた後、オフピーク通勤する勤務スタイルを推奨していく。
○サテライトシェアオフィス「NewWork」の朝時間帯の利用促進
◇「乗車時間を選ぶ」
乗車時間帯の分散化を促進するもので、「田園都市線早起き応援キャンペーン」として、オフピーク乗車に協力した人へのポイント還元を増大して進めるほか、駐輪場でも新たなオフピーク施策を進める。
○田園都市線 早起き応援キャンペーン
○駐輪場早起きキャンペーン
◇東急グループの働き方改革推進への新たな取り組み