東京地下鉄 平成29年度事業計画 「自然災害対策の推進」
1 安心の提供
(1)自然災害対策の推進
ア 震度7クラスの地震動に耐えうる構築物等の補強は完了しているが、さらなる対策として、首都直下地震等に備え、震災発生時にも早期の運行再開ができるよう、高架橋柱の全数及び地上部の石積み擁壁について耐震補強工事を推進する。
イ 大規模浸水対策として、駅出入口の止水板の改良、腰壁の嵩上げ、出入口の完全防水化を実施するほか、坑口、地上駅、変電所等への浸水対策を推進する。
ウ 停電によって駅間に停止した列車を最寄駅まで走行可能とするための非常用走行バッテリーを整備する。銀座線の車両に搭載を進めるほか、その他の路線においても、電源の整備について検討を行う。