西武秩父駅 リニューアル工事完了
西武鉄道が、秩父エリアの観光の玄関口と位置づけ、2016年10月より進めてきた西武秩父駅リニューアル工事が、2017年3月をもって完了した。
今回のリニューアルは、年間300以上のお祭りや四季折々の観光スポットが存在している秩父エリアの多様な魅力を発信することで、秩父エリアのブランド力向上をはかり、観光客はもとより、地元にも愛される駅にしたいという思いをこめて行われた。また、駅舎外装デザインは4月24日(月)にオープンする「西武秩父駅前温泉 祭の湯」のデザインと一体感を持たせている。
駅舎外装、改札内外コンコース、特急改札口および特急ホーム、跨線橋の美装化、また、改札内の待合室を拡大すると共に、改札外にも新たに設置し、利用客の利便性、快適性の向上をはかった。さらに、装飾には提灯や杉材といった地元の秩父ならではの素材を採用し、また秩父のランドマークである武甲山への眺望に配慮して一部の窓を拡大するなど秩父の魅力を駅舎を通じて発信している。
■駅舎外装の美装化
「西武秩父駅前温泉 祭の湯」と共通の墨色を基調とし、品のある和の落ち着きを表現。また、ガラス面の格子は、秩父の風景・文化が織り成すイメージを表現している。