浦和美園駅 「オープン型宅配ロッカー」「Wi-Fi自動販売機」を構内に設置
埼玉高速鉄鉄道は、埼玉スタジアム線 浦和美園駅にオープン型宅配ロッカーとフリーWi-Fi機能付き自動販売機を設置した。(フリーWi-Fi機能は2017年1月以降に使用可能になる。)
浦和美園駅周辺は埼玉県内でも非常に注目度が高いまちづくりを行っており、このまちづくりの推進において、アーバンデザインセンターみその(事務局:一般社団法人美園タウンマネジメント)を拠点に進む公民+学の連携事業について、埼玉高速鉄道は積極的に協力することとして、便利な機能をもったオープン型宅配ロッカーとフリーWi-Fi機能付き自動販売機を駅構内に設置した。今後、ICT(情報通信技術)を用いた先進的な利便サービスの構築を目指し、同機器を活用したサービス開発・実証等に取り組んでいく予定。
さいたま市美園地区では、2001年3月に開業した埼玉高速鉄道線「浦和美園駅」を中心に、大規模な土地区画整理事業による新市街地形成が進められている。”新しいまち”として子育て世代の転入も多く、本地域におけるQOL向上に向けては、仕事・家事と子育ての両立のための”ゆとりの時間”の創出支援が求められる。そこで、本地区のまちづくり連携拠点・アーバンデザインセンターみそのを核に、ICTを用いた先進的な生活支援サービスの事業化に取り組む美園タウンマネジメント協会では、埼玉高速鉄道との連携に基づき、「オープン型宅配ロッカー」の設置・運用を浦和美園駅構内で2016年12月26日より開始した。
近年、宅配便取扱個数が急増する中、再配達削減(環境負荷低減及びコスト削減)を目的とした再配達受け取り用の宅配ロッカーの設置・活用が各地で始められている。本事業においても、まずは宅配便の受け取りサービスから先行的に実施しているが、今後更に、本ロッカーのC2C利用など地区住民のライフスタイル・ライフステージに応じた各種サービスすスキームの検討。実証事業に取り組んでいく予定。
また一方で、本地区には埼玉スタジアム2○○2が立地し、既にJリーグ等試合開催日には多くのサッカー観戦者が訪れており、さらに同スタジアムは2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会のサッカー会場の1つとして使用予定。増えつつある”インバウンド観光”への対応も視野に、来街者の利便性向上(案内誘導支援や地域情報提供等)も本地区の重要なまちづくり課題となっている。その解決に向けた取り組みの一環として、美園タウンマネジメント協会では埼玉高速鉄道との連携に基づき、「Wi-Fi自動販売機」の設置・運用を浦和美園駅において2016年12月27日より開始した。