南海電鉄 農業関連事業に参入 泉佐野市に体験農園を開設(4/16)
南海電気鉄道は、沿線に広がる農村地域で増加している耕作放棄地を有効活用し、人が集まる場所を提供するとともに地域の魅力発信を通じた沿線活性化を目指し、気軽に農業が体験できる体験農園「くらし菜園」を羽倉崎(泉佐野市)に開設する。
くらし菜園では、南海電気鉄道と地域の農家が提携し、利用客に様々な農業体験コースを提供する。開園に際し「夏野菜の女子菜園コース」、「夏野菜コース」、「週末農園塾コース」の3コースを設けたほか、今後は季節に合わせた体験コースを設定していく。
この事業を通じて、農作業という形では土にふれたことがない人、本格的に農業へ挑戦したい人、新しいレジャーとして農業に携わりたい人など、色々な利用客の期待に応え、今後は、他のエリアへの拡大や、沿線の農家と提携しての新規就農促進につなげていきたいと考えている。
くらし菜園 羽倉崎
■開園日 2017年4月16日(日)
■場所 大阪府泉佐野市南中安松862(南海線羽倉崎駅からバス乗車、「安松」下車徒歩3分)
○夏野菜の女子菜園コース
所定のメニューから好きな野菜を選択して耕作体験ができるコース。夏野菜の中でもパクチーやルッコラなど、当コースで得た知識や経験を活かして家庭菜園で手軽に育てられる、女性に人気の野菜をメニューに取り入れている。初回の座学以降は、自分の好きなタイミングで農園を訪れることができ、苗植えから収穫まで、一連の耕作を体験することができる。プロの農家である農園アドバイザーが日常管理(水やり、草刈など)をサポートする。
・期間 5月14日(日)~7月31日(月)
・料金 12,000円 日常管理、個別指導、農具、肥料、種苗代を含む。
・募集定員 15組(先着順)。申し込み可能人数は1組5人程度まで。