名古屋鉄道が鉄道事業者として初めて「レジリエンス認証」を取得
名古屋鉄道は、災害などが発生した際の事業継続に関する積極的な取組みが評価され、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が行う、内閣官房国土強靭化推進室「国土強靭化貢献団体の認証に関するガイドライン」に基づく「レジリエンス認証(国土強靭化貢献団体認証)」を、12月27日(火)に鉄道事業者として初めて取得した。
名古屋鉄道は、大規模災害発生時においても、社会的責任を果たすため、事業継続計画(BCP)を定め、旅客輸送をはじめ各事業の維持・復旧活動を速やかに開始するよう努めている。また、日頃より訓練等を通じた継続的な改善を実施しており、今回これらの取組みが評価され、同認証を取得することとなった。
レジリエンス認証は、内閣官房国土強靭化推進室が国土強靭化の趣旨に賛同し、事業継続に関する取り組みを積極的に行っている事業者を「国土強靭化貢献団体」として認証する制度を創設するため、2016年2月に制定した「国土強靭化貢献団体の認証に関するガイドライン」に基づく制度。
本制度は企業・団体における事業継続の積極的な取り組みを広めることにより、裾野の広い社会全体の強靭化を進めることを目的としており、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が上記ガイドラインに基づく「国土強靭化貢献団体認証」として行うもの。