JR北海道 『厳寒季の踏切事故防止キャンペーン』(1/21~30)
2017/04/05
JR北海道は、1月21日から1月30日まで、凍結路面でのスリップ等による踏切事故の防止を図るため、「厳寒季の踏切事故防止キャンペーン」を実施する。
昨年度、JR北海道では9件の踏切事故が発生しており、そのうち7件が12月からの冬期間に発生した。
本年度は1件の踏切事故が発生しているが、12月からの冬期間での踏切事故は、幸いにも発生していない。(1月12日17時16分頃に、函館線蘭島~余市間の線路内で、踏切から誤って線路内に進入していた自動車と列車が衝突する事故は発生している。)
踏切事故は列車運休などの大きな輸送障害となるばかりでなく、悲惨な死傷事故にもつながる。
これから本格的な厳寒季を迎えるにあたり、道路はますます滑りやすい状態になることが想定される。そこで「厳寒季の踏切事故防止キャンペーン」では、社員及び交通関係協力団体による踏切・駅頭での啓発活動などを通して「踏切手前での確実な一旦停止と安全確認」「早めのブレーキとスピードダウン」など、踏切での安全通行をドライバーに呼びかける。
■実施内容
◎踏切における安全通行の呼びかけ
・ラジオCMの放送
・列車内ポスター掲出による呼びかけ
・踏切等でのパンフレット、ポケットティッシュ配布
・主要駅、列車内での業務用放送での呼びかけ
・特急列車の客室内情報表示装置での呼びかけ
・関係機関・企業及び各団体等への呼びかけ
・札幌駅コンコースでのパネル展による踏切事故防止の呼びかけ