JR北海道 社員研修センターを新築移転 1/4から一部使用開始
2015年7月から新築移転工事が進められていた、JR北海道の社員研修センターが2016年11月末に新建物が竣工。2017年1月4日から新建物の一部使用を開始した。現在、社員研修センター内各施設の整備等が進められており、2月には完了する予定。
旧社員研修センター(札幌市東区北5条東10丁目)は、建築から約50年が経過し建物が著しく老朽化したことに加え、苗穂駅周辺地区整備事業における北口駅前広場及び北口アクセス道路の整備に伴い、建物の一部が支障となることから、これを機に、新社員研修センターを札幌市手稲区のJR北海道所有地に新築し移転することとした。併せて設備の機能強化を図ることとし、安全意識の向上を目的として「安全研修館」を設置するほか、鉄道の技能・技術の習得のため、現場の状況に即して学べる実習機能の充実を図っている。
事業費(計画)は86.7億円(うち新築移転76.1億円、実習線整備10.6億円)。