JR貨物 本社組織の改正 「リスク統括本部」の新設など(4/1~)
JR貨物は、「リスク管理体制の整備」、「海外事業展開の強化」、「円滑 な業務運営」及び「 顧客サービスレベルの向上」等を目的として、2017年4月1日(土)から以下の組織改正を実施する。
(1)「リスク統括本部」の新設
リスク管理体制の全体把握を行う「リスク統括本部」を新設し、「コンプライアンス・法務室」と「危機管理室」を同本部の配下に置き、リスクに関する一元的な対応を行う。
(2)「海外事業室」の鉄道ロジスティクス本部内組織への移管
利益を得る組織へ変化しつつあることから、現在の「経営統括本部の一部署」から「鉄道ロジスティクス本部の一部署」とすることで、その位置づけを明確化する。
(3)鉄道ロジスティクス本部「電波管理室」の新設
無線設備に係る全ての業務を一元的に管理する専門部署として鉄道ロジスティクス本部内に「電波管理室」を設置。
(4)「営業開発室」の営業部内組織化
国内大口顧客を担当する営業部各業種別グループとの連携を一層強化することが極めて重要であることから、「営業開発室」を営業部内の室とし、連携強化を図る。
(5)経営企画部「グループ経営戦略室」および「経営自立推進室」の新設
経営企画部グループ経営推進グループと経営計画グループを統合した上で「グループ経営戦略室」を新設。
「上場可能な体制を作る」ことを目指して、企業の社会的責任を果たす体制の構築についても検討していくことを目的に、経営企画部内に「経営自立推進室」を新設。
(6)情報システム部「情報セキュリティ対策室」の新設
グループ会社を含む全社に対し、継続的なセキュリティ対策の推進、社員に対する教育や訓練、重大なインシデント発生時の適切な意思決定の仕組みなど、情報セキュリティ管理態勢の整備、構築を行う「情報セキュリティ対策室」を情報システム部内に新設。