JR貨物 2017年度事業計画を発表 経常利益81億円、当期純利益64億円
JR貨物は2017年度事業計画を発表した。同社ホームページでPDFを見ることができる。
本年度は新たな5年間の「中期経営計画2021」の初年度として、安全の確立と安定輸送の確保を大前提に、盛り込まれた諸施策を確実に実施していく。線路使用料に加え燃料価格も上昇が見込まれ、外的要因によるコスト負担が増大する。さらに車両修繕費、減価償却費も増加し、当社を取り巻く事業環境は厳しくなると予想されるが、3月に実施したダイヤ改正で再編・強化した商品を積極的に販売し、モーダルシフトのうねりをさらに高めるとともに、ドライバー不足、規制の強化等を背景とした中長距離輸送ニーズ確実に取り込んで行く。さらに業務創造推進への取組みを深度化させることで、鉄道事業の黒字(営業利益0億円)を継続する。また、関連事業は同101億円、経常利益は81億円、当期純利益では64億円を計画する。
そして、新たに策定した「中期経営計画2021」に掲げる目標である経常利益100億円以上の持続的な確保に向け、グループ一体となってより一層の利益拡大に取り組む。