JR東日本のオフィスビルBCP機能強化~グラントウキョウサウスタワー他
JR東日本が所有する主要な既存オフィスビルについて、BCP(事業継続計画)に関する機能を強化し、顧客に更なる「安全・安心」を提供する。
実施コンセプトを、「耐える・留まる・安心する」と定め、2017年度より5か年計画で進める。
今回機能強化するオフィスビルは、グラントウキョウサウスタワー、サピアタワーをはじめとしたオフィスビル8棟で、総投資額は約63億円。
JR東日本グループのオフィスビルでは、今後もソフト面・ハード面あわせて顧客へ「安全・安心」を提供していく。
■実施コンセプト「耐える・留まる・安心する」
JR東日本グループは、BCPに対するニーズの高まりを受け、以下のBCP機能強化実施コンセプトを定めた。
○耐える…主要設備を含めた大規模地震にも耐えるビル強度の提供 【動線確保・主要設備の耐震性向上】
○留まる…災害発生時、ビルに留まることができ、業務継続が可能な環境の提供 【滞留時のインフラ確保】
○安心する…留まることに安心できるビル価値の提供 【お客さまへ適切な情報を提供】
■今回実施対象のオフィスビル(括弧内は竣工年)
JR恵比寿ビル(1997年)、JR品川イーストビル(2004年)、サピアタワー(2007年)、グラントウキョウサウスタワー(2007年)、グラントウキョウノースタワー(2007年)、JR南新宿ビル(2012年)、JR神田万世橋ビル(2013年)、JR新宿ミライナタワー(2016年)
※今回対象外のオフィスビルについても、継続して検討していく。