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JR東日本 2017年度設備投資計画 ホームドア・E235系・常磐線復旧…

東日本旅客鉄道(JR東日本)は、2017年度の設備投資計画を策定した。
「安全・安定輸送のレベルアップ」、「収益力向上への挑戦」、「TICKET TO TOMORROW の推進」の3つの横断的な重点課題を実現するため、さらなる安全設備整備の強化に取り組むとともに、顧客満足の向上、将来の成長のための設備投資を進める。
設備投資額(単体)は、2016年度実績比約280億円増の4,550億円を計画している。

○主な設備投資の内容
●駅ホームの安全性向上に向けホームドア整備を進め、京浜東北線ではさいたま新都心駅・浦和駅・上野駅・大井町駅・鶴見駅の5駅で使用開始。
山手線・京浜東北線など30駅のホームドア設置を更に前倒し
●大規模地震対策や踏切事故対策等の安全対策を着実に進めるとともに、老朽設備の更新や首都圏における雪害対策設備の整備を推進し、安定輸送のレベルアップに努める。

盛土耐震補強

盛土耐震補強

●利用客が安心して利用できるよう、新幹線への車内防犯カメラの設置、駅・車両留置箇所・線路沿線・電気関係設備のセキュリティ強化等の対策を継続して推進。

鉄道に関するセキュリティ強化(柵の設置)

鉄道に関するセキュリティ強化(柵の設置)

●利用客へのきめ細やかな情報発信をめざし、先着案内ディスプレイ等を整備する。また、すべての利用客によりわかりやすく安心して鉄道を利用してもらうために、駅ナンバリングの導入を進める。

駅ナンバリング

駅ナンバリング

●クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」を営業投入する。また、E235系車両の山手線への本格投入を進めるとともに、新潟地区に新型電気式気動車を投入する。
山手線E235系通勤型車両(量産車) 5/22以降順次営業運転開始
●乗ること自体が目的となるような「のってたのしい列車」づくりを進める。2017年度は、小海線で「HIGH RAIL 1375」の運行を開始。
今夏運行開始予定 小海線ののって楽しい列車 名前は「HIGH RAIL 1375」
●東日本大震災による被災線区の復旧に引き続き取り組む。常磐線の不通区間については、2019年度末までの運転再開に向けた工事を引き続き実施(2017年10月頃に竜田駅~富岡駅間運転再開予定)。
常磐線竜田駅~富岡駅間 目標を前倒し、2017年10月頃運転を再開
●東京駅の「グランスタ丸の内」「グランスタ」新エリア全面開業(2017年8月)、千葉駅の「ペリエ千葉エキナカ」全面開業(2017 年4月)及び駅ビル一部開業(2017年秋)のほか、横浜駅、新宿駅、品川駅、渋谷駅等の「大規模ターミナル駅開発」を着実に進める。

大規模ターミナル駅開発(千葉)

大規模ターミナル駅開発(千葉)

●「ホテルメトロポリタンさいたま新都心」開業(2017年6月)、「ホテルドリームゲート舞浜別館(仮称)」開業(2017年度冬)、「ホテルメトロポリタン仙台イースト」開業(2017年6月)のほか、中央線三鷹~立川間の高架下空間を活用した「中央ラインモール」の開発、JR浦和駅西口ビル(仮称)の建設、駅型保育園等の展開を推進し、「選ばれる沿線ブランドづくり」をめざす。
「JRさいたま新都心ビル」6/13グランドオープン ホテルメトロポリタンも同日

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