JR東日本とJFE グループでバイオガス化による食品リサイクル事業に参入
JR東日本グループは、JFEグループと共同で新会社(株式会社Jバイオフードリサイクル)を設立し、バイオガス化による食品リサイクル事業に参入する。
JR東日本グループの駅ビルやエキナカ等から発生する食品廃棄物は、脂分や塩分、包装等の混入が多く、飼料化や肥料化による再生利用は限られていた。Jバイオフードリサイクルは、食品リサイクル施設を建設し、食品廃棄物をメタン発酵処理する過程で発生するバイオガスを利用して発電を行う。発電した電力は、FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を活用するほか、排熱の一部を施設内で有効利用する。本事業は、焼却処分によらない微生物の働きによって再生可能エネルギーを創出するもので、CO2排出量を削減し、地球温暖化防止に貢献する。
◆名称 株式会社Jバイオフードリサイクル
◆所在地 神奈川県横浜市鶴見区弁天町3番地1
◆資本金 60百万円
◆代表者 脇田茂
◆出資比率 JFEエンジニアリング10%、JFE環境56%、JR東日本17%、東日本環境アクセス17%
◆事業内容 食品リサイクル・バイオガス発電事業
◆設立 2016年8月1日