JR東日本による地産品の販路拡大や6次産業化に向けた新たな取り組み
2017/04/29
JR東日本グループは、「地域に生きる」を一つのコンセプトとし、2009年に立ち上げた「地域再発見プロジェクト」の一環で地産品の販路拡大や6次産業化に向けたモノづくりに取り組んでいる。今後の短期・中期的な具体的施策について発表があった。
●仙台市で農業新会社を設立
地域農業者等との共同出資により設立する新会社を通じて、農産物の生産を行うほか、加工品開発による農産物の付加価値向上や農産物の更なる販路拡大を推進し、農業の発展を目指す。
●JR東日本「のもの」アワード創設
地域産業の活性化・交流人口の拡大を図るため、地域と連携し実施したモノづくり、コトづくりに対する賞。
●企業版ふるさと納税を活用した福島県いわき市との連携
交流人口拡大に向けた企画サポート及び寄附を行い、いわき市が抱える課題に共に取り組む。
●地域素材応援プログラム
JR東日本グループの首都圏販路を中心に同時多面的に販売・発信することにより、地域ブランドの創出を支援し、持続的な地域産業の活性化を目指す。第一弾は宮城県亘理町・山元町のいちご「もういっこ」。第二弾は青森県の新品種の米「青天の霹靂」。
●JRとまとランドいわきファームの取り組み
トマトを使用したパウンドケーキを商品開発し、発売。いわきへの送客につながる仕掛けづくりも。
●JR新潟ファームの取り組み
日本酒「新潟しゅぽっぽ」を飲み比べできる利き酒商品を、上越新幹線車内で限定販売。