JR東日本 京浜東北・根岸線の大宮・桜木町間等のホームドア整備加速
2017/02/01
JR東日本は、京浜東北・根岸線の大宮・桜木町間全37駅等について、ホームドアの整備を促進するとともに、乗降1万人以上の駅について、内方線付き点状ブロックの整備を早期に進めていくことにした。
■ホームドアの整備を優先に進める在来線の駅
山手線については、2010年より全駅へのホームドア導入を進めてきており、これまで24駅に整備が完了。今後、新たに京浜東北・根岸線の大宮・桜木町間37駅についても、全駅へのホームドア導入に向けて整備を加速する。その他、新国立競技場周辺の駅等についても、ホームドアを整備する。結果として、2020年度末時点で、58駅にホームドアが設置される。整備にあたっては、乗降10万人以上の駅等を優先する。
（１）山手線
・2020年度末までの整備予定駅...4駅（東京、新橋、浜松町、品川新駅（仮称））
・2021年度以降の整備予定駅...2駅（新宿、渋谷） 駅改良工事の工事工程に合わせて整備
（２）京浜東北・根岸線（大宮・桜木町間37駅）
・2020年度末までの整備予定駅...27駅（既に発表済みの、さいたま新都心、浦和、赤羽、上野、有楽町、大井町、鶴見、品川新駅（仮称）に加え、新たに19駅を整備）
・2021年度以降の整備予定駅...10駅
■内方線付き点状ブロックの整備をさらに進める駅
ホーム内側部分に線状突起を設けてホームの内外が分かるようにした「内方線付き点状ブロック」について、1日あたりの乗降人員が10万人以上の94駅は、2015年度末に整備を完了済み。
また、乗降人員が1万人以上10万人未満の265駅については、これまで宇都宮、郡山駅等、76駅で整備が完了しているが、今後、残りの板橋、東中野駅等の189駅について整備を加速して進め、2018年度末までに完了することを目指す。