交流蓄電池電車「EV-E801系」来春、男鹿線にデビュー予定
2016/12/19
JR東日本秋田支社は、交流電化区間と非電化区間を走行できる、JR東日本で初めての新型交流蓄電池電車「EV-E801系」(2両1編成)を、12月中旬から秋田地区において性能評価や技術的検証を行った後に、来春、男鹿線に投入する予定。
蓄電池駆動電車システムは、車両に大容量の蓄電池を搭載し、その電力を利用して非電化区間の走行を可能にするもの。従来の気動車のエンジンから発生する排気ガスの解消や、二酸化炭素・騒音の低減を実現する。この電車は、電化区間では通常の電車と同様に架線からの電力により走行すると同時に蓄電池を充電。非電化区間では蓄電池の電力で走行し、男鹿駅到着後は男鹿駅に設置する専用の充電設備により走行に必要な電力の充電を行う。