東海道新幹線で乗客避難誘導訓練実施(6/1深夜) 熱海駅~三島駅間
東海旅客鉄道(JR東海)は2017年6月1日(木)23時30分~26時35分の予定で、東海道新幹線走行中に大規模地震が発生し、駅中間に列車が止まった状況を想定して、車掌と パーサーが連携し、出張等で乗り合わせた社員や工務系社員等と協力して、乗客を最寄り駅へ避難誘導する訓練を実施する。
■場所 東海道新幹線熱海駅~三島駅間(静岡県三島市加茂川町付近)
■参加者 駅員、運転士、車掌、パーサー、工務系社員、管理部門の社員等、約150名
■訓練内容
(1)長時間停電を想定し、車掌とパーサーが連携して乗り合わせた社員と車内換気を実施。
(2)カント(曲線区間において外側レールを内側より高くした状態のこと)区間に停止した列車では、 車掌とパーサーが連携して非常用脱出梯子や渡り板を設置。
(3)車外に降車した乗客を、三島駅まで徒歩で誘導(約1km)。
(4)歩行困難な乗客を、保守用車を使用して三島駅まで救済。
(5)車両の損傷状態を確認する際、タブレット端末を使用し、指令、運転士、車掌で情報を共有しながらの点検を試行。