JR東海在来線車両キハ85形の蓄電池接触器箱の蓋が落失(2/3)
2017年2月3日(金)23時15分頃、JR東海名古屋車両区で、在来線車両キハ85形(4両編成)の給油作業において、係員が蓄電池接触器箱の蓋がなくなっていることを発見した。この蓋の内部には、エンジンの始動等に使用する蓄電池の制御機器などが搭載されているが、蓋自体は水や塵埃等の浸入を防止する役割をしており、蓋が無い状態でも列車運行に支障はない。大きさは横約36cm、縦約29cm、厚さ約1mm、重さ約2kg。材質は鉄製。蓋上部のフック(2箇所)及び蓋下部の締付金具(2箇所)で固定されており、点検時に床下から蓄電池の投入等を行う際に開閉する構造。
この落失による車両への損傷及び利用客の怪我はない。落失した蓋は捜索しているが、現在までに発見されていない。
落失の原因は調査中。当該蓋は、2017年2月2日に点検を実施しており、異常のないことを確認している。