東海道本線 岡崎駅~西岡崎駅間で線路脇が陥没(1/11) けが人なし
2017年1月11日午前1時23分頃(線路脇の陥没を認めた時刻)、東海道本線岡崎駅~西岡崎駅間の鹿乗川(かのりがわ)橋りょう付近(東海道本線 岡崎駅~西岡崎駅間。西岡崎駅から岡崎駅方面へ約0.7km)において線路脇の陥没が発生した。陥没範囲は長さ約8m×幅約7m、最大深さ約1m。
当該箇所では、既存の鹿乗川橋りょうの東京方にボックスカルバート(地中に埋設される箱型の構造物。道路、水路、通信線等の収容などに使用される。)を新設する工事を行っていた。構築中のボックスカルバートを構成する角形鋼管内に周辺地盤から地下水、河川水及び土砂が流入したことにより線路脇が陥没した(詳細は調査中)。なお、現在は仮復旧が完了し、設備の点検を終えて通常より速度を落として列車の運転を再開している。
現在、地下水、河川水及び土砂のボックスカルバートへの流入は止まっている。線路陥没を認めた際、直ちに列車を停止する手配を行っており、それ以降の当該箇所の列車の通過はなかった。本事象に伴う利用客や近隣住民に怪我はない。ボックスカルバート新設に先立ち、地下水の流入防止を目的にボックスカルバート周囲の地盤に薬液注入を施していた。本工事は愛知県の河川改修事業に伴い、JR東海が受託施工している工事。