JR東海 3/4のダイヤ改正で、夜間の静岡地区⇔東京方面の利便性向上
JR東海は、2017年3月4日(土)にダイヤ改正を実施する。このダイヤ改正で、夜間の東海道線と東海道新幹線の接続が改善され、主に静岡県各地と東京方面との行き来の利便性が向上する。
◆東京方面から磐田・袋井方面へ、浜松駅での接続を改善
浜松~掛川間の普通列車の運転時刻見直しにより、浜松駅では、東京22:00発⇒浜松23:16着の「ひかり539号」から、掛川行き普通列車(浜松23:28発)に12分で乗り継ぎできるように改善される。改正前は浜松23:51発まで35分の間隔があった。
ただし、浜松(22:28発)と(22:35発)の2本の列車が(22:32発)の1本にまとめられる。
◆東京方面から富士方面への乗り継ぎを改善
三島~富士間の普通列車の運転時刻見直しにより、東京21時43分発の「こだま703号」から、三島駅および沼津駅での乗り換えで富士方面への所要時間を短縮し、沼津から富士方面への22時から23時台にかけての運転間隔も改善する。
「こだま703号」に乗車した場合、改正前は、三島駅到着(22:38)後に三島(22:50発)⇒(22:56着)沼津への接続となり、富士へ行くには三島(23:05発)⇒(23:31着)を待たねばならなかった。改正後は、三島(22:49発)⇒(22:55着)沼津が沼津(22:58発)⇒(23:18着)と接続する。
これとは別に、22:10東京発23:00三島着の「こだま705号」と接続していた普通列車「三島(23:05発)⇒(23:31着)富士」が、改正後は「三島(23:10発)⇒(23:35着)富士」となり、そのあとの普通列車「三島(23:14発)⇒(23:40着)富士」は取りやめとなる。
◆島田・藤枝方面から東京方面へ、静岡駅での接続を改善
改正前静岡20時37分着の普通列車の到着時刻を、改正によって20:31着に繰り上げ、島田、藤枝方面から東京行き「ひかり480号」(静岡20:38発)に、7分で乗り継げるように改善する。