JR東海 中央新幹線の建設に係る費用として3兆円の借入申請
2017/09/10
JR東海は、2016年11月15日に「独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構法の一部を改正する法律」の公布並びに「独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構法施行令及び国土交通省組織令の一部を改正する政令」が閣議決定されたことを受け、11月26日の取締役会において、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構法施行令に基づき、「中央新幹線の建設に係る貸付金借入申請書」を独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構に対して提出することを決定した。
改正のための法律及び改正のための政令の公布・施行日である11月18日に、機構法施行令に基づき、申請書を提出する。
＜申請書の概要＞
１．借入額 3兆円予定（2016年度：1.5兆円予定、2017年度：1.5兆円予定）
２．使途 中央新幹線の建設に係る費用
３．効果 中央新幹線の建設の推進…長期、固定かつ低利の貸付けを受けることにより、経営のリスクが低減され、品川・名古屋間開業（予定時期：2027年）後連続して、名古屋・大阪間の工事に速やかに着手し、全線開業までの期間を最大8年前倒すことを目指して、建設を推進する。
関連：JR東海 2017年度重点施策「超電導リニアによる中央新幹線計画の推進」
関連：JR東海 鉄道建設・運輸施設整備支援機構から第3回長期借入（5千億円）
関連：JR東海 鉄道建設・運輸施設整備支援機構から第2回長期借入（5千億円）
関連：JR東海 鉄道建設・運輸施設整備支援機構と「第一回貸付契約書」締結