東武鉄道 ホームドアの整備推進 2020年度末までに押上駅など8駅追加
東武鉄道は、安全に安心して駅ホームが利用できるよう、すでにホームドアを3駅(柏駅・船橋駅・和光市駅)に整備しているが、2020年度末までに新たに8駅、2021年度以降にさらに23駅にホームドアを整備する。
これは2016年12月に国土交通省から示された「駅ホームにおける安全性向上のための検討会(中間とりまとめ)」の整備方針に則り行うもので、ホームドアの優先的な整備が求められる1日の利用者数10万人以上の駅に加え、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの競技会場最寄駅(予定)においてホームドアの整備を優先的に推進するほか、特に利用者数の多い東武スカイツリーライン北千住~北越谷間、東上線池袋~志木間においてホームドアのエリア整備も推進していく。
また、内方線付き点状ブロック整備駅拡大も進め、駅ホームのさらなる安全性向上を図る。
■2020年度末までの整備駅(8駅)
【東武スカイツリーライン】押上、北千住(5・6・7番ホーム)、新越谷、北越谷
【東上線】池袋、志木、川越
押上、北千住、新越谷、池袋、志木、川越は1日の利用者数が10万人以上。北越谷、朝霞は東京オリンピック・パラリンピック競技会場最寄駅(予定)。
■2021年度以降の整備駅(23駅)
【東武スカイツリーライン】とうきょうスカイツリー、北千住(1・2・3・4番・特急ホーム)、小菅、五反野、梅島、西新井、竹ノ塚、谷塚、草加、松原団地、新田、蒲生、越谷
【東武アーバンパークライン】大宮
【東上線】北池袋、下板橋、大山、中板橋、ときわ台、上板橋、東武練馬、下赤塚、成増、朝霞台
とうきょうスカイツリー駅は1日の利用者数が10万人以上。
◆内方線付き点状ブロックの整備
内方線付き点状ブロックについては、1日の利用者数1万人以上の駅について順次整備を進めており、2015年度末時点で99駅中56駅の整備を完了している(整備率56%)。
今後、2018年度を目標に、1日の利用者数1万人以上の全99駅に内方線付き点状ブロックを整備する。