神奈川県内大手民鉄5社 年末年始の定期外輸送人員 前年比0.3%減
2017/01/15
神奈川県内に路線を持つ大手民鉄5社(京王・小田急・東急・京急・相鉄)では、年末年始(12月31日~1月3日)の4日間における定期外輸送人員が、5社合計で989万6千人、前年同期間に比べ3万2千人の減少(0.3%減)となった。
調査期間の12月31日~1月3日の4日間を通して気温が高く天候に恵まれたが、年末年始の連休が短かったことや、沿線の大型商業施設やスポーツ競技施設などへの来場者の反動減などの影響により、鉄道利用客が2社を除き減少したものと考えられるとしている。
率でもっとも増えたのは1.2%増の京急。もっとも減ったのは2.9%減の京王。
最近5年間の各社年末年始の定期外輸送人員は下記のとおり。定期外輸送人員とは、定期乗車券利用客を除いた、普通乗車券や回数乗車券などを利用した乗客のこと。
■年末年始の定期外輸送人員の推移(最近5年間。単位:千人)
2017年 | 2016年との比較 (増減) |
2016年との比較 (率) |
2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | |
京王 | 2,087 | 63減 | 2.9%減 | 2,150 | 1,973 | 2,002 | 1,981 |
小田急 | 2,254 | 3減 | 0.1%減 | 2,257 | 2,113 | 2,160 | 2,089 |
東急 | 2,911 | 20増 | 0.7%増 | 2,891 | 2,746 | 2,723 | 2,746 |
京急 | 2,014 | 25増 | 1.2%増 | 1,989 | 1,899 | 1,913 | 1,741 |
相鉄 | 630 | 11減 | 1.7%減 | 641 | 608 | 617 | 597 |
5社合計 | 9,896 | 32減 | 0.3%減 | 9,928 | 9,339 | 9,415 | 9,154 |
関連:京都丹後鉄道 年末年始(12/28~1/5)利用者数 前年比101.6%
関連:JR東日本 年末年始期間 新幹線・特急列車等の利用状況前年比103%
関連:JR四国 年末年始の利用状況(12/28~1/5) 瀬戸大橋線前年比102%など
関連:JR東海 2016年度年末年始期間の利用状況(12月28日~1月5日)
関連:JR西日本 年末年始(12/28~1/5)の利用状況 前年比103%
関連:JR北海道 年末年始(12/28~1/5)利用状況 4線区合計で対前年比100%
関連:年末年始期間中の智頭線内特急列車利用状況 前年比101.6%
関連:JR九州 年末年始期間中の利用状況 新幹線・在来線合計で前年比101%
関連:年末年始期間(12/31~1/3)都営地下鉄の利用状況 前年比2.0%増