横浜 市営交通事業の2016度上半期(4~9月)の収支状況
2017/09/10
横浜市交通局の自動車事業及び高速鉄道事業の2016年度上半期(4~9月)の収支状況が公表された。自動車事業は減収減益。高速鉄道事業は増収減益。
◆自動車事業
自動車事業(バス事業)については、定期利用客が前年同期に比べ増加したが、定期外の利用客が減少したことなどにより、乗車料収入は7,700万円の減(0.8%減)となった。また、退職給付費の増等により人件費が増加したが、動力費などの運営コストの抑制に取り組んだ。
この結果、営業利益は前年同期に比べ3億5,700万円減の5億7,300万円、営業外収支を加えた経常利益は1億3,300万円減の12億3,500万円となった。
◆高速鉄道事業
高速鉄道事業(地下鉄事業)については、定期、定期外の利用客がともに前年同期に比べ増加したことなどにより、乗車料収入は2億2,000万円の増(1.1%増)となった。また、減価償却費等が減少したほか、動力費などの運営コストの抑制に取り組んだ。
この結果、営業利益は前年同期に比べ2億7,100万円増の49億6,600万円、営業外収支を加えた経常利益は17億9,900万円減の44億5,400万円となった。