2017年夏運行開始予定の横浜と伊豆を結ぶ観光列車の名称など決定
2017/09/10
伊豆急行と東急電鉄は、2017年夏から運行開始を予定している横浜と伊豆エリアを結ぶ新たな列車の名称を、「THE ROYAL EXPRESS」に決定するとともに、車両デザインを決定した。
「煌めく伊豆。美しさ感じる旅。」を実現するべく、「伊豆の素晴らしい魅力を、さらに感じて頂けるような、気品と特別感のある観光列車にしたい」という思いを込めたネーミング。
エクステリア(外観)は、列車の名称でもある「ROYAL」をイメージした「ロイヤルブルー」をベースとし、インテリア(室内)は、客車・食堂車・多目的車など、車両ごとに用途やデザインが異なり、乗車そのものに旅の楽しさを感じられるような車両デザインとした。
また、名称・デザインの決定にあわせ、本列車をイメージしたテーマ曲も制作した。車内では、食事中に、音楽の生演奏も予定されており、音楽を通じて乗車の思い出となるような演出を楽しめる。
また、本列車の運行にあわせて、横浜駅では、お客さま専用ラウンジの設置を計画している。伊豆急下田駅では、駅前から寝姿山自然公園に向かう下田ロープウェイ寝姿山山頂駅の改修を計画しているほか、下田東急ホテル(2017年3月16日まで予定で休館中)では、2017年3月のリニューアルオープンを目指して、客室・レストラン・ロビーなどの改装工事を実施している。
「THE ROYAL EXPRESS」概要
◆開始時期:2017年7月(予定)
◆運行区間:JR横浜駅~伊豆急下田駅
◆編成:8両編成・約100名
外れないデザインというか、水戸岡鋭治氏らしいJR九州の「ななつ星 in 九州」・「或る列車」を連想させるものに仕上がりそうだ。もう少し「横浜」とか「伊豆」らしさを期待していた部分もあるが、水戸岡ファンにとっては首都圏に最も近い水戸岡列車の出現が待ち遠しいだろう。