1月、銀座線に特別仕様の車両が登場 開通当時の旧1000形をイメージ
2017/09/10
東京メトロは、銀座線1000系の2編成について、内・外装のデザインを銀座線開通当時の旧1000形をモチーフとした特別仕様の車両として導入し、2017年1月中旬から運行を開始する。
銀座線1000系は、2012年1月から01系に替わる新型車両として運行を開始し、2016年度中に銀座線の全ての車両(全40編成)を1000系に更新する予定。
この度導入する最後の2編成(39、40編成)は、通常運行で使用するとともに、地下鉄開通90周年イベント等で活用することを目的とし、より利用客に親しみを持ってもらえる様、これまでの1000系以上に旧1000形のイメージに近づけたデザインに一新した。
【通常仕様車両からの変更点】
・外装デザイン
前灯を1灯式に変更、窓周りのウィンド・シル/ヘッダーを模擬したデザインに変更、車両前面をはじめとした外装の塗装変更等を行った。
・内装デザイン
室内全体を開通当時の旧1000形車両をイメージさせる色合いで再現。手すりや握り棒を真鍮色とし、吊手をリコ式風の形状に。機能面では、イベント列車等で運行する際、銀座線開業時から活躍した旧1000形や1993年まで運行していた旧2000形車両を彷彿とさせる「ポイント通過時等の室内灯消灯、同時に側面予備灯の点灯」を再現する機能や室内灯を電球色に切替える調色機能など、乗客に親しみを持ってもらえるような特別な仕様とした。