JR東日本、「LINE」を活用した運行情報などの提供実証実験(5/31-9/30)
JR東日本は、「LINE」を介した情報提供サービスの実証実験を行う。JR東日本路線の運行情報やコインロッカー空き状況などを、LINEを活用して提供する。
◆実証実験の概要
LINEビジネスコネクトを活用した「JR東日本Chat Bot」(「Chat Bot」は、「チャット」と「ボット」を掛け合わせた言葉で、人間の代替でコミュニケーションを自動で行うシステムのこと。「ボット」は「ロボット」が語源で、一定の処理などを自動化するプログラムのこと。)のLINEアカウントを試験的に公開。このアカウントを「友だち追加」することにより、JR東日本路線の運行情報やコインロッカー空き状況などを、手軽かつタイムリーに知ることができる。グループトーク内で利用することにより、複数人での情報共有も可能。
利用者へのアンケートや利用状況の調査を通じてサービス内容を評価し、今後の実用化を目指す。
◆実験で提供する情報
・利用者が登録したJR東日本路線の運行情報
・東京駅、池袋駅、新宿駅、上野駅、品川駅、仙台駅のコインロッカー空き状況
上記以外にも、試験期間中に提供する情報を追加する予定。
◆利用方法
LINEアプリの「公式アカウント」から、「JR東日本Chat Bot」を検索して友だちになる。JR東日本アプリの「実験に参加する」からも、友だち追加用のページにアクセスできる。情報提供を行う「こども駅員」のアイコンが目印。
※無料で利用できるが、別途通信料が発生する。
◆試行期間 2017年5月31日(水)~2017年9月30日(土)(予定)
今回試行するサービスは、LINE株式会社、大日本印刷株式会社、株式会社ジェイアール東日本企画と検討および開発を行っている。