「渋谷代官山Rプロジェクト」 渋谷川沿いに保育所やホテルなど(18年秋)
東京急行電鉄は、渋谷ストリーム(旧東横線渋谷駅および線路跡地とその周辺敷地に位置する高さ約180mの大規模複合施設。2018年秋開業予定。)からつながる渋谷川沿い遊歩道の先に位置し、東横線の地下化によって新たに創出されたトンネル上部の旧線路跡地に、2018年秋の開業を目指し、「渋谷代官山Rプロジェクト」を2017年3月に着工した。
「渋谷代官山Rプロジェクト」は、約600mに渡って整備される渋谷川の先に位置する、区道を挟む全長70mと110mに渡る東横線線路跡地の2つの敷地に、待機児童対策や訪日外国人受け入れなど、地域のニーズを踏まえ、保育所のA棟とホテル、事務所、店舗からなるB棟の2棟の建物を整備するもの。
駅前とは異なる魅力を持つ多様な機能・用途を複合させ、周辺地域及び広域渋谷圏の魅力および回遊性の向上を目的に、「鉄道跡地を再生し、異文化・多世代をつなぐ」という思いを込め、鉄道(Rail-Road)、再生(Reborn)、継ぐ(Relay)という言葉や円の半径を表し、カーブを意味する「R(アール)」から「渋谷代官山Rプロジェクト」と名付けられた。
<コンセプト>
かつて東横線が走っていた鉄道跡地を再生し、異文化・多世代をつなぐ、渋谷代官山R(Rail Road, Reborn, Relay)プロジェクト。渋谷ストリーム、渋谷川沿い遊歩道から代官山に賑わいをつなぎ、新たな人の流れを作るため、駅前とは異なる魅力を持つ機能・用途を複合させ、高感度で多様な人々が集まる場所を創造します。
広域渋谷圏における新たな都市機能を補完すると共に、多様な人々が集まることで地域独自の魅力創出に寄与し、世界へ渋谷の魅力を発信していくことを目指しています。
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