東急グループ代表による2017年度グループ合同入社式メッセージ【要旨】
東急グループは2017年4月3日(月)、Bunkamura オーチャードホールで開催された2017年度東急グループ合同入社式における東急グループ代表・野本弘文(東京急行電鉄株式会社取締役社長)によるメッセージ(要旨)を発表した。
東急グループでは毎年、首都圏の会社を中心に合同で入社式を開催しており、参加会社は東京急行電鉄、東急不動産、東急コミュニティー、東急リバブル、東急百貨店、東急ストア、東急建設、東急ファシリティサービス、東急ホテルズなど55社。参加人数は1,479人。
【東急グループの一員として目的意識を持って「夢を実現」しよう】
東急グループは、交通事業をはじめ不動産事業、生活サービス事業、ホテル・リゾート事業など、お客様の生活に密着した幅広い分野で事業を展開しています。
東急グループは様々な事業を行っており、皆さんのビジネスパーソンとしての夢をかなえる土壌は十分にあります。しかし、「夢」や「願望」は誰でも持つことは出来ますが、強い「志」を持って、自ら考え行動していかなければ決して「夢の実現」はありません。皆さんのチャレンジを大いに歓迎すると同時に、皆さんの「夢の実現」が、東急グループそして世の中の発展に貢献することを強く望みます。
今、渋谷では、東急グループの長年の夢である渋谷駅周辺の再開発事業が最盛期を迎え、その姿を現しつつあります。2020年の東京オリンピック開催までには、多くの開発が完成して、「日本一訪れたい街 渋谷」の夢の実現に 大きく近づいていきます。
渋谷開発以外の事業においても、多摩田園都市、二子玉川など、ここに至るまで、多くの先輩たちが長年にわたって数々の困難を乗り越え、会社の夢、そして自分の夢の実現のため、情熱と忍耐をもって努力したからこそ今日があることを覚えておいてください。
大きな夢の実現は、個人一人の力では困難でも、同じ夢を語りあい、そしてともに行動する仲間がいれば、可能になります。世の中や会社が必要とすることであれば、諦めなければ、何時かは必ず実現します。
そのためにも、皆さんは、グループ各社でいろいろな仕事に就くと思いますが、言われたままやるのではなく、「何のためにその仕事をやるのか」、「何故そうしなければならないのか」、「もっと良い方法はないのか」、仕事の目的を是非考えてください。すべて自分を試し、鍛えてくれる機会になると思います。
仕事の目的が分かれば、それを達成する手段は幾通りも考えられます。どうすれば効率が上がるか、どうすればより面白くなるか、考えながら仕事を進めてください。
10年後、グループの拠点である渋谷の再開発が完成します。その頃、皆さんが、会社にそして世の中に役立つ仕事をしている事を期待しています。