大阪市交通局 運行中に携帯電話を操作した運転手に停職3か月の処分
2017/04/13
大阪市交通局は、2017年3月30日、職員の不祥事案について、懲戒処分を行った。本人は処分日付けで退職した。
交通局自動車部中津営業所の自動車運転手が2017年2月12日(日)午前10時55分ごろ、市バスを営業運行中、バスが発車直後に、両足の間に隠していた携帯電話(スマートフォン)を私的な目的で操作した。また、この日以外にも同様の行為を行っていることが発覚した。
なお、2016年7月28日にも、営業運行中に携帯電話(スマートフォン)を私的な目的で操作したとして、停職2月の懲戒処分を受けている。
処分内容は停職3月。
大阪市交通局は事案発生後、直ちに自動車部管理職による緊急会議を開催するとともに、その後もあらゆる機会に、運行中の携帯電話の取扱いについて、周知徹底に取組んできた。
また、他社局でも同様の事案が相次いで発生したことから、その事例について情報展開するとともに、厳しい処分となることを周知してきた。
今後も引き続き、徹底的な再発防止に努めることにより、輸送の安全確保に全力で取り組んでいくとしている。