稲沢市にあるJR東海の資材置場で基準値を超える鉛、ヒ素、フッ素
東海旅客鉄道(JR東海)が稲沢市内に所有する資材置場において土壌調査を実施したところ、一部から基準値を超える鉛、ヒ素、フッ素が検出された。この結果については、愛知県にも連絡済み。
□調査箇所
・所在地:愛知県稲沢市北市場本町四丁目2-20ほか
□調査結果
・採取した土のサンプルを調査した結果は、下表のとおり。
・検出された有害物質の種類は鉛、ヒ素、フッ素で、鉛は含有量、ヒ素及びフッ素は溶出量において基準値を超える値が検出された。
・その他の有害物質については、基準に適合していた。
・なお、 地下水は、基準に適合していた。
<調査結果>
汚染物質 | 調査地点数 | 基準超項目 | 基準超数(区画)※ | 単位 | 基準値 | 検出濃度 | 倍率 |
鉛及びその化合物 | 45 | 含有 | 2 | mg/kg | 150以下 | 340 | 2.3 |
ヒ素及びその化合物 | 溶出 | 2 | mg/リットル | 0.01以下 | 0.037 | 3.7 | |
フッ素及びその化合物 | 溶出 | 3 | mg/リットル | 0.8以下 | 1.0 | 1.25 |
※土壌汚染対策法に基づき調査対象の敷地を区画に区分し、調査結果を出したもの
□今後の対応
当該の基準値を超える土壌については、愛知県の指導に基づき適切に対応するとのこと。