東京地下鉄 平成29年度事業計画 「輸送サービスの改善」
1 安心の提供
(4)輸送サービスの改善
ア 銀座線において、遅延吸収能力の改善等、さらなる安定輸送の向上を図るため、浅草駅構内の折返し線整備を推進する。
イ 丸ノ内線において、池袋方面からの6両編成列車直通運行に対応するため、方南町駅ホームの延伸工事を推進する。
ウ 丸ノ内線において、高い遅延回復効果等を得ることができる無線式列車制御システム(CBTCシステム)の導入に向けた取組みを推進する。
エ 日比谷線において、遅延の抑制及びさらなる輸送の安定化を図るため、朝ラッシュ時間帯の輸送力の見直し及び霞ケ関駅折返しの延長を行う。
オ 東西線において、混雑緩和及び乗降時間短縮による遅延防止を図るため、茅場町駅におけるホーム延伸、木場駅におけるホーム・コンコース拡幅及び南砂町駅における線路・ホーム増設等を実施する。また、将来的な列車増発に向けて、飯田橋駅~九段下駅間における折返し線の整備を推進するとともに、ワイドドア型の新型車両の増備を完了する。
カ 混雑緩和・遅延抑制に有効な「オフピーク通勤(通学)」のさらなる推進を図るため、東西線にて実施している「早起きキャンペーン」について、より多くのお客様に参加していただけるよう、キャンペーン期間の拡大や通年化を進めるとともに、ご参加いただいたお客様に進呈する特典の魅力を高める。
キ 千代田線において、代々木上原方面からの10両編成列車の運行に対応できるよう北綾瀬駅ホームの延伸工事を推進する。
ク 千代田線において、遅延の抑制及び利便性向上を図るため、朝ピーク時間帯の霞ケ関駅折返し列車を代々木上原駅まで延長する。また、小田急線複々線完成により小田急直通列車の増加を実施する。
ケ 半蔵門線において、遅延の抑制及び混雑緩和を図るため、朝ラッシュ時間帯前半の増発を実施する。
関連:東京地下鉄(東京メトロ) 平成29年度(第14期)事業計画